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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

無題


遠ざかる 足音響く
背を向けて歩く川沿いの道
街の音 人の声
今だけは 忘れたくて

夜を待つだけ それだけで
時間を無駄にはしたくなくて
立ち止まり 空を見ても
今がいつなのか分からない

慌しい日常から
見捨てられたようなこんな日は
自分の居場所を変えられなきゃ
怖くて 震えるだけ

ガキの頃に感じていた不安
結局、形は分からなくて
消せることも出来ないまま
逃げるように
追われるように
大人の振りを繰り返す
繰り返す 繰り返す

痛みを 忘れずに
それでも 歩き行く

帰り道は、気が重い
寒さすらも愛しく思う
固まった掌の 指先は少し痺れてる
ポケットの中の 小さな指輪
いつか捨てられるかな とか
哀しいの? 切ないの?
決めることも出来ない

夕暮れは いつも駆け足に
昼と夜を渡るけれど
追いかけて 追いかけても
どっちにも 追いつけない
足音だけ遠く

川沿いの道を戻れば
街の音が徐々に近く
人の声がやけに響く
こんな夜の始まりには
空席を探すみたいに
周りを眺めてきたけれど
完璧なこの世界には
居場所なんてない
ないのかもしれないから
だけど

夜の風 水の匂い
空に瞬き始める星に
線を引いた誰かさんに
少しだけ感謝する

頬を緩め 笑ってみる
唇からは乾いた 痛み
今度また出逢うときには
ああしたい こうしたい
大切に そうしたい

細胞の全部が入れ替わって
生き直す日々が 始まる
まずは部屋を掃除しよう
カーテンも買い替えよう

見上げた 夜の空の
真ん中よりちょっと上に
伸ばした手の先に
輝く 銀の月
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  1. 2016/02/08(月) 21:34:32|
  2. 歌詞
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