FC2ブログ

Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

もしも僕がいつの日か

たったひとりの愛する貴女に
歌を唄うことを赦されるのなら


ひとつの仕事が終わって、少しの間何も考えずにいた。

こういう時に人は、愛されたいと思うのかもしれないと
そんなことを他人事のように思って、笑った。

友達に好きな人が出来たという話を聞いた。
嬉しそうにメールを送る仕草。
楽しそうに言葉を選ぶ表情。
何もかもが、羨ましいと思った。

でも、例えば僕がそんな立場になったとして
僕は素直にそんな自分を
赦せるのだろうか?

コンビニですれ違った人に声をかけるくらいしか
寂しさを紛らわす方法を知らない僕が。

「僕の全て キミへ唄う ラブレター」

そんな歌を唄った彼には、こんなキモチ分かりはしないんだろう。

結局、「どこにもいない誰か」に向けて
分かり辛い愛を唄うしか
今の僕には出来やしないのだから。

でも、だからこそ、僕には出来ることがあると
今やれることがあるのだと、誇りたい。
そう自分を騙してしまえば、また走り出せるから。
結果は出せないかもしれないけれど
積み重ねることは出来るから。

今はこんなだけど、明日は笑えるかもしれないから。

――――――――

いつか貴女に向けて
この歌を唄えるのなら
僕はただ その刻を待って
今は泥の中を泳ごう
それで良い
スポンサーサイト



  1. 2006/12/06(水) 00:27:04|
  2. 諦観
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<苛立つ全てを言葉にしても | ホーム | 「夢見る銀貨 Case of the "quartette"」完成>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://fromba.blog35.fc2.com/tb.php/118-3d09e4bc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

星見月夜/月夜野めいす

Author:星見月夜/月夜野めいす
出来るまでやるから出来るのに、やらないから出来ないまんま。

そんなサラリーマン。

検索フォーム

最近の記事

カレンダー

01 | 2020/02 | 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

カテゴリ

長編小説(連載中) (7)
未分類 (1803)
短編小説 (23)
あと10年は戦える曲 (49)
歌詞 (14)
詩・文 (10)
偽典 (5)
愚痴 (6)
安寧 (7)
混濁 (33)
独白 (21)
毒吐く (6)
輪廻 (17)
輪舞 (16)
郷愁 (11)
慟哭 (14)
諦観 (9)
暴威 (7)
憔悴 (11)

リンク

このブログをリンクに追加する

Junk Mind D.N.A.

QR

月別アーカイブ