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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

信ずるに値する、何か

信じるに値する何かを
作り上げられなかった自分を
嘆いている余裕すら
もう、残されていない。


誰かを責めることは簡単だ。

例えばそれは、僕をこの世に生み出した両親であったり、
幼い僕に本当に大切なことを教えてくれなかった教師であったり、
僕を叱り付ける意味も理由も説明してくれなかった祖父であったり、
助けを求めていたときに傍にいなかった友人たちであったり、
悪意を以って僕を貶めた警察官の息子であったり、
どれだけ善良たらんと生き続けても受け入れてくれない世の中そのものだったり。

けれど、そんなことには意味も価値もなく
時間を浪費するだけの、何も生まない歪んだニヒリズム。

だから僕は、誰も責めない。
大勢の「誰か」を責めるより、たったひとりの「自分」を責めた方が
標的を絞りやすいから。

そして、忘れることなど出来ないから。

信じるものなんてない。驚くほど何もない。
信じられるものなんてない。
本心からそう思えるほど、僕は歪んで育ってしまった。

僕自身の選択で、こうなって、ここまで来てしまった。

後悔しない選択なんてない。
物事の受け取り方は、ひとつじゃない。
ひとの本性を大きく白と黒に分けるなら、
多分僕は黒の方なんだろう。

付け焼刃の白さなんて、洗うだけで落ちてしまう。

かといって、黒く生きられるほどの理由もない。
無気力さと怠惰さをそのままに、日々を無為に過ごすことも出来ない。
世界のあちこちで芽吹いている悪意を、集めて、束ねて、
自分の体で咲かせるほどの、活力はない。

物事の本質を直感的に見てしまう、こんな目はいらない。

誰も気にしない。誰もが目を逸らす。
そんなことばかり気にしていても、普通の人たちから弾かれるだけ。
「特別」になりたいなんて、思うんじゃなかった。
今、こうして物書きとはまた別のイキモノになりかけている。

疲れた。
少しだけ、眠りたい。
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  1. 2007/12/10(月) 21:15:35|
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