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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

貴方こそは

ああ、僕の友達よ
そうだったんだ

キミこそが、故郷なき旅人


幾つかの約束を守れず(破り)
幾つかの誓いを守れず(破り)
幾つもの思い出を忘れ(記憶から消して)
僕も、貴方も、毎日を過ごす

旅人に必ずあるものは、故郷
生まれた場所、育った場所があるからこそ
ただの移動も旅になる
でも、故郷を知らない旅人のそれは、旅じゃない
ただの放浪

そういいったものが日常になってしまうのなら
それはきっと、僕らの常識では測れない何かを持つことが出来るのかもしれない

でも、誰にも伝わらない(伝えられない)言葉に、一体どんな意味があるだろう?

優れている人たちは、いつも哀しそうに見える
その感情のひとつひとつを伝えようとしても
根底にある認識が違いすぎて、伝わらない
いつでも言葉は意図を伝えない
伝えてくれない

普通が分からないから苦しむ
普通を知ろうとすれば、それだけで異端
何をやっても交われない

線が交わるということ
共通の何かがあったということ
いつか離れるということ
なくなるということ

僕らはたくさんの気持ちを、ひとつの言葉に込める
感謝や憧憬や尊敬。畏敬や畏怖、憐憫。
それらを一言に込める。
「ありがとう」

伝わらない寂しさ、哀しさ、虚しさ、孤独、絶望の全てを込める。
「ばか」

愛していると伝えるとき、僕らは本当に「愛している」とだけ
その、たった一つの感情だけで
「愛している」と言っているだろうか?

打算も、理屈も、約束も誓いも願いも祈りも
全部を抜きにして
僕らは誰かを「愛している」ことが出来るだろうか?

いつだって答えなんてない
答えがないのを知っている
答えに意味がないのも分かっている
でも求めてしまうのは
それが性だからなのかもしれない
答えを求めぬ探求者

そして長く足早な人生を終えたとき
僕らはやっと序章を終えることが出来るのかもしれない
そんな気すら、してきた

時は流れ、何も積み上げられなかったとしても


末期に醜態を晒す愚かさを知りながらも
僕らはきっと、泣き叫ぶ
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  1. 2008/01/15(火) 22:09:07|
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