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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

そして僕らは拳を握り

力の限りに声を張り上げながら
天に向かって
自分自身を示す



変わり続ける物ばかりの
この世の中で
変わらずにいる者なんて
価値がないじゃないか

繰り返す日々の先に
僕らは夢を見たけれど
本当にそれは
夢だったのだろうか

ただの欲望だったんじゃないだろうか?

それが人間だ、と胸を張って言い切れるのなら
それでいい
そこにほんの少しでも疑問があるのなら
目を逸らし、伏せてしまうのならば
そんなものは要らない

疑念と欺瞞に満ちた欲望色の夢なんて
人間には必要ない

僕らは失い続けている
それを怖れることはない
やがて空っぽになれる日が来る
自分の持っているものを
自分の中身を 感情を
命を
全てこの世界にぶち撒けて
次の世代に繋げることが出来る
僕らは失い続けている
そして、僕らの次の誰かが
それを得ている

僕らが望まずに負わされたように
僕らが望まずに与えられたように

そこに感情は要らない
ただ粛々と繰り返せばいい
そこに感謝は要らない
そんな暇があるなら、出来ることが他にある

やがて僕らの拳からは
力の全てが抜け落ちて
開いた掌を胸にそっと添えて
言葉もなく 感情もなく
後悔も疑念も欺瞞も欲望も
失意も切望も苛立ちもなく
叫ぶ必要もなく
静寂の中で、魂を使い終える

枯れた体に
一杯の誇りを詰め込んで


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  1. 2013/03/12(火) 19:29:15|
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