FC2ブログ

Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

きっとこの道は

貴方の元へ続いているのだと
私はそう信じて 歩いて来たけれど
貴方に逢える頃に 私は
疲れ果てて 声も出ないのだろうと
それでも貴方は解ってくれるのかと
恐れながら 歩いて来た
だから私は思う
貴方の姿を見て 貴方の見ている景色が見れたなら
それが全てで 到達点なのだと
そう、思った


多分俺は解ってた
このまま行っても、ずっと独りきりなのだと
本能で理解していたはずだ
でも、それでも独りは嫌だから
生きてきた価値を見出すための術をすら
ただの手段に貶めて
一緒に居てくれる誰かを、探していた

けど、誰もいない

上遠野浩平の「あなたは虚人と星に舞う」の中で
主人公の少女が独りで問いかける
「一体誰ならこの問いに答えられる?」
その小説の中では答えを出してくれる「誰か」が現れてくれる
現れないのなら、そんな問いかけに意味はないはずだ
現れるからこそ、答えを探すだけの理由がそこにあるからこそ
その問いかけには、意味がある

でも、違うのかもしれない
それは結局、自分の中だけで完結してしまうことだから
本当の答えじゃあないのかもしれない
ただの論理のすり替えでしかないのかもしれない

少なくとも、俺の隣には誰もいない
誰も俺についてこれない

もしもいつか誰かが俺について来てくれるのなら
――そんなことは絶対にない
それこそ意味のない比喩だ

孤独に涙するのは、もう飽きた
誰かを引き回すのにも、疲れた
もう良い 俺は次に行く

生きてきた意味の全部を使ってやる

だから多分誰も俺について来てはくれないのだろう


俺が愛したあの曲のPVタイトルは
「our speed is faster than god」だった。
スポンサーサイト



  1. 2006/03/02(木) 03:01:59|
  2. 諦観
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<優雅であるが故に | ホーム | 愛している人がいて>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://fromba.blog35.fc2.com/tb.php/60-aa01d569
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

星見月夜/月夜野めいす

Author:星見月夜/月夜野めいす
出来るまでやるから出来るのに、やらないから出来ないまんま。

そんなサラリーマン。

検索フォーム

最近の記事

カレンダー

10 | 2019/11 | 12
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリ

長編小説(連載中) (7)
未分類 (1784)
短編小説 (23)
あと10年は戦える曲 (49)
歌詞 (14)
詩・文 (10)
偽典 (5)
愚痴 (6)
安寧 (7)
混濁 (33)
独白 (21)
毒吐く (6)
輪廻 (17)
輪舞 (16)
郷愁 (11)
慟哭 (14)
諦観 (9)
暴威 (7)
憔悴 (11)

リンク

このブログをリンクに追加する

Junk Mind D.N.A.

QR

月別アーカイブ