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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

だから、その歌を

もう一度、僕のために
唄って欲しい
あの頃とは違うキミが
あの頃とは違う僕が
二人のための歌を
あの歌を もう一度
唄って欲しい


物語にしても何にしてもそうですが
根源というか根本というか
「こうある理由」が無いものは
また、価値も無い訳で
「ただ面白いだけの話」っていうのもまた
「とにかく面白く」っていう意志が刻まれている訳で

ただ漠然と切り抜きを集めたような
そんな中途半端な物語には意味なんて無いのです


かといって
「こうあるべき」「こうするべき」
とか、そういう作り手の側のエゴを強く込めた作品なんて
見ていて面白いはずもないのです

読んでもらえるために面白くする
これが多分、僕にとっては一番難しいことで

読み手に媚びるでもなく、読み手を突き放すでもなく
読み手の為にではなく
かといって自分のためにでもなく

そういう、非常に難しいバランスが取れたときに
物語っていうのは、本当の意味で
「価値あるもの」になるんじゃないかと
そんなことばかり考えていました

結局そのバランスを取るっていうのは
自分ではなく、その物語の登場人物
彼らがどう動いてくれるかによって決まるのです

つまりは、偶然

彼らがどう動くかは、もう既に決められていることで
それは必然なのですが
そこに至るまでのイベントやトラブルを用意するのは
僕ら、書き手の仕事なのです

だからどんなに残酷なシーンでも
目を背けずに書くしかなくて
でも僕は辛いのは嫌だから
どうしても無理矢理美しくしてあげたくて

親心というか、過保護というか

生み出したキャラクターには、どうしても幸せになって欲しいのです

なんだろ、この気持ち
「だから中途半端な形じゃあ留めたくない」
「こんな俺が書く物語の中じゃあ可愛そうだ」
「誰か他のクリエイターに任せてしまいたい」
「俺以外に誰がこいつらを幸せに出来るんだ」
全部が、ぐちゃぐちゃになってる

こういう浮き沈みを何度も何度も繰り返して
まるで回舞をしているように
軽快なステップで続けていきたい

多分、俺はそうすることでしか
この隙間無い世の中と交わることが出来ないから。
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  1. 2006/03/12(日) 01:52:27|
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