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Junk Mind D.N.A.

ことばがかいてあります。

Call me 「月夜野めいす」 02

考えていたことが何なのか
俺はまだ、書いてない


ずっと、言い訳をしていた。
「これは『星見月夜』じゃなく、『月夜野めいす』なんだ」って。
でも、去年の夏にStudioWALKのメンバーと逢ったときに
冗談抜きで、こいつらと生きてえって思った。
こいつらとなら、地獄見て死んでも良いやって思えた。

だから、「星見月夜」としての切り札でもある、「夢見る銀貨」シリーズを企画書にして提出した。

通るとは思ってなかった。
でも、通ったからにはやり抜こうと決めた。
だから俺は、考えられないくらいのハイペースでシナリオを完成させた。
本来の作業範囲の枠を超えて、たくさんの作業をこなしてきた。

それがStudioWALKの、代表・三浦航さんのスタイルだったから。

俺のプライドなんてカスみたいなもので
拘りなんて何の役にも立たなくて
実力なんて、経験なんて、苦労も努力も張子の虎でしかなくて。
俺はただ、WALKのスタッフと続けるためだけに、「出来ない」ことを「出来る」に変えてやってきた。

「かざぐるま」を強制脱退させられたのは、完全に俺の怠慢からだと思ってる。
そう取られても構わないような態度で接していた。
それもまた、俺の誠意だったんだけど……。
「100%理解し合えることは、100%ない」
lunayue君にそう言ったことが、自分に跳ね返ってきた感じだった。

「出来る」を「やる」だけじゃあ、後も先もない。
「出来る」を「やらない」で、「出来ない」を「やってみる」ことが必要なんじゃないか。
俺がやらなきゃならなかったこと。
俺にやって欲しいと求められたこと。
結局は、全部終わった。
教訓にはなった。

「命預けて良いって思える連中は、一緒に苦労した奴らしかいない」ってこと。
そしてそれは、どんなに相手を尊重したとしても、楽には叶わないということ。

嬉しかったのは、蓮君のこと。
初めて会話したときに、「俺と同じ」なんだと気付いた。
ひとりで続ける覚悟が出来て、でもそのために必要な仲間が持てなくて。
だから俺は、強引な手法でStudioWALKと引き合わせた。
賭け、だった。

俺が嫌われたり呪われたりするのは、覚悟していた。
今までだってロクデナシだと蔑まれてきたんだ。
何をビビることがある?
本当に怖かったのは……。
蓮君を、腐らせてしまうこと。

俺のエゴに、他人を巻き込んでしまうこと。


でも、それでも、俺は「みんな」と一緒が良いと思ったんだ。
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  1. 2006/05/22(月) 04:06:31|
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